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湯楽庵的日常

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滝に打たれる家

明け方、激しい雷で目が覚めた。
近くにドカン、ドカンと落雷して、家が揺れる。梅雨末期(?)の大雨。
アジアモンスーンの湿潤な空気が大量の雨をもたらし、空も地面も川も海も、ぜんぶ水でつながっている。指宿は久々に1時間70ミリ近い豪雨に見舞われた。

ちなみに1時間に70ミリの雨とは、『滝のように降る』である。
ワシは本物の滝に打たれたことは一度もないが、要するに、人の受けるイメージとして「どえりゃあ、すごい雨」ということだ。

そんな雨がしょっちゅう降るもんだから、家の「雨仕舞い」の細部、ディテールには住宅関係者の皆さま、とても神経を使っておられる様子。

でも、住まい手の立場からすれば、設計の現場や職人さんたちの苦闘がよくわからないし、完成したら見えなくなるし・・・・。
そういうわけで、全体のデザインの良し悪しに気を取られ、細部のつくりにまで思いは至らないものである。

---窓に叩きつけられる大粒の雨を見ながら、フト、そんなことを思った次第。
by yurakuan | 2005-07-09 01:09 | 住まい