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湯楽庵的日常

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ラジオ体操当番

夏休みに入り、早朝のラジオ体操が始まっている。息子は普段より早起きしているようだ(ワシはもっと早い時間に仕事に出かけているのだが・・・)。

地域のPTAでは輪番でラジオ体操当番をやっていて、わが家の番は7月末にやって来そうだ。
ラジオ体操といえば、ワシは昔、体育指導員とやらにみっちり鍛えられたことがある。
まずは、ラジオ体操とは何ぞやということで、その指導員が口角泡を飛ばしながら熱弁をふるうのだ。
「たかがラジオ体操で、なに熱くなってんの?」と、ワシもみんなもあきれている。
で、その熱血指導員氏が「では、みなさんひととおりやってみてください」と、あの音楽が流れてくる。
やってられるかい!と、眠そうな顔でちんたらやっていると、いやあ、熱血指導員氏の怒ること。

で、ひとつひとつの動作の指導になるのだが、これがもう、とんでもなく厳しい。
びしっと、しゃきっと、指先・頭のてっぺん・つま先まで神経を集中させよ!
びしっと腕を振り上げたら肩より少し高い位置でぴしっと止めよ!
カラダを折り曲げるときや回転するときは手からだらりとやるな! 腰からよ腰から!
背中丸めるな、胸を張れ!

---てな具合に、熱血指導を受けたあとは、最初から通しでやることに
教わったとおりに一糸乱れぬ体操をやる姿は、はたから見れば某国のマスゲームのように見えたであろう。
で、熱血ラジオ体操を終えた後は、ぜーぜーと荒い息。ラジオ体操がこんなにもハードだったとは・・・・。それに奥が深い・・・・。
そんなワシたちの姿を見て、指導員氏は「どーだ、どーだ」と、えばってましたな。

そういう経験を持つこのワシが、ラジオ体操当番なのである。
小学生諸君! 心して公園に集結したまえ。君たちに真のラジオ体操を伝授して差し上げよう。
by yurakuan | 2005-07-22 21:55 | 田舎暮らし