湯楽庵のクスノキの枝に、セミのぬけがらが2個ありました。その大きさからクマゼミのぬけがらに違いありません。
で、どこからやって来たのかとクスノキの根元を探したら、地面には小さな丸い穴がふたつ。
アブラゼミやミンミンゼミは卵から孵化して成長になるまで7年かかり、ニイニイゼミは4年かかるんだそうです。
では、日本最大級のセミであるクマゼミって、いったい何年かかるの?
・・・・調べてみたけど、はっきりとはわかっていないようです^^;
まぁ、仮に7年以上かかるとしたら、この湯楽庵にはワシらよりも先に住んでいたことになるんだなぁと、しみじみ。
いま、たくさんのクマゼミが鳴いてます。
「蝉時雨」(せみしぐれ)って季語があるけど、群れたクマゼミの鳴き声はどう考えても「しぐれ」っていう感じではなく、けたたましい「豪雨」と表現したいくらいですな。
このクマゼミ、元々の生息範囲は西日本でしたが、近年は温暖化の影響だとか、卵や幼虫が付いた植木が移動したとかで、生息範囲がどんどん北上しているそうな。