全国の十和田石ファンの皆さんに朗報です。
十和田石や伊豆石などは浸透性があるために、ブラシでどんなに磨いても温泉成分が落ちないのが悩みでした。
風呂用の洗剤やら重曹やら、いろいろ試してみましたが効果はまったくナシ(涙)
ところが、そんな悩みを一気に解決する魔法の洗剤がありました!
当ブログを見て、書き込んで頂いた「㈲三喜」様から試供品が届いたので、本日、そのテストを行ったのでした。
まず、下の写真はテスト前の浴槽です。
温泉成分が石の中に浸透してしまっています。どんなにこすってもゼッタイに落ちなかったのです。
で、これが本日試した洗剤です。
左が
『アシド』という浴槽用洗剤です。
十和田石に染み込んで酸化鉄(赤錆)、酸化硫黄(黒ずみ)を分解するそうですが、さて・・・・
右は
『木製風呂黒ずみ専用洗浄剤』です。
木肌を傷めずに、青藻、黒かび、脂垢等を簡単に除去するといいます。湯楽庵の浴槽の縁は木製なので、その効果にも期待しました。
さてさて
、『アシド』をジョウロに入れ、約4リットルの温泉(お湯じゃないと効果は半減する)に溶かして、まんべんなく散布します。
で、1分後に水で軽くすすいだところ・・・・
写真ではわかりずらいですが、はっきりと効果が出ています。
5年分の汚れをたった1回で綺麗に落とすのは至難の業でしょうが、部分的にはオドロキの効果が!
この汚れが・・・・
こんなに綺麗に!
けっして誇張ではありません。
いままで、デッキブラシでごしごしと重労働をしてきたのは、何だったのと言いたいくらい。
今回、落ちなかった部分も、二度、三度と繰り返せば落ちるでしょうし、頑固な汚れには粉末を直接まぶしてみると良さそうです。
この
『アシド』は、3種類の食品添加物指定品目で構成され、肌に触れても大丈夫とか。
塩素系洗剤と違って、臭いもありません。
温泉の浴槽ではレジオネラ菌が心配ですが、
『アシド』には殺菌効果もあることから、利用価値は大きいデス。
なお、白御影石には使用できますが、黒御影石には使用できないとのこと。それから木製風呂にも使用できないようです。
次に
、『木製風呂黒ずみ専用洗浄剤』をテストしました。
こちらは木製風呂用と銘打っているだけあって、檜風呂やスノコなどに効果が期待できそうです。
湯楽庵の浴槽の縁は檜なので、そろそろサンダーがけしてみようかと思ってました。
温泉成分で部分的に黒ずみ、カビも浸透しています。
この表面に洗浄剤を塗布し、2~3分後に軽くブラッシングして洗い流してみると・・・・
いやはや、すごく綺麗になりました。
汚れやくすみが落ちて、木目も鮮やかに浮かんでます。
この洗剤を使用する場合は「保護手袋や保護眼鏡を」と書かれてあることから、注意が必要です。
これらの洗剤は温泉浴場、FRPプールなどで使用する業務用特殊洗剤なので、一般には手に入らないようです。
今回のテストで絶大な効果を確認しましたので、直接、販売元の「㈲三喜」に注文することになります。
何はともあれ、紹介して下さった「㈲三喜」様には感謝です。
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■お気楽系ホームページ『湯楽庵』を4月4日に更新しました。
今回は、『土地探し編』をアップしました。 ←
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