前回の天龍寺は臨済宗の天龍寺派大本山の寺院で、開基(創立者)は足利尊氏です。
足利尊氏といえば、南北朝時代の混乱期を経て室町幕府の初代征夷大将軍となった人物。
その尊氏が後醍醐天皇を弔うために造営した禅寺ということで、京都五山の第一位という高い格式なんだよと本に書かれていたりするわけですな。
一方、今回の
『常寂光寺』は、その名が示すように山寺という雰囲気がとてもよく表れているて寺院です。ワシ的にはこれくらいがちょうど良いとか、勝手に思ってしまいます。
百人一首に出てくる小倉山の中腹にあるこのお寺は、茅葺の山門をくぐると急な階段が待ち受けていました。
とにかく、上から下まで真っ赤な世界。
苔の上の落ち葉が、まるで造り物のように真っ赤です。わが家の庭のモミジもこんな風に色付いてくれたら・・・・と、溜息が出るほどの美しさ。
※次回も常寂光寺の紅葉を紹介します。
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