まだまだ気の早い、科学の話題を。
3年後の2009年7月22日に日本で皆既日食が見られるってこと、知ってました?
日本では数十年前ぶりの皆既日食は、「すげぇ」というもっぱらの噂なんです。
■日食を観測できる範囲の条件が良い。
■皆既日食の時間が長い。
■太陽の高度が高く条件が良い。
こうした点が注目されているんです。
2009年7月22日の日食は東京から大阪の範囲でも太陽は7割以上欠けるそうですが、圧巻は九州南部で、鹿児島市で97%が欠け、九州最南端の佐多岬で99%です。
時間帯は午前11時前ということで、昼間の太陽高度が高い。
太陽が欠け始めると徐々に薄暗くなっていく・・・・。考えただけでワクワクものですな。
で、鹿児島県の離島では皆既日食が!
「皆既帯」の範囲は種子島の南部から奄美大島の北部で、屋久島、トカラ列島全島では皆既日食が見られそうです。
そのうち、いちばん条件が良いのはトカラ列島の悪石島で、皆既状態は約6分25秒も続くらしい。これは世界的に滅多にない好条件とのこと。まさに21世紀最大の皆既日食ショー!
ところで皆既日食といえば、世界中の学者や天文ファンが現地に押し寄せてくるわけですよね。まるでオリンピック並みのフィーバーなんだとか。
今度の皆既日食は、もう日本中が大騒ぎになりそうだから、鹿児島、種子島・屋久島、そしてトカラ列島には大挙して押しかけてきそうな感じ。
すでに、トカラ列島の自治体である十島村のホームページには、3年後の受け入れ態勢について動き出していますし。
以上、気の早い話でした。
皆既日食について詳しくはこのサイトへ ⇒
『2009年日本皆既日食』
トカラ列島の受け入れについてはこのサイトへ ⇒
『十島村公式ホームページ』