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湯楽庵的日常

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みちのくひとり旅「白神山地編」その7

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さらにさらに、森の奥深くへ。
もう観光客は誰ひとり踏み込んでこないし、すれ違うヒトもありません。

道はあることはあるのですが、か細くて心もとない「けもの道」。
足元の草木を棒で払い、斜面から転げ落ちないよう気をつけながら、とにかく、とぼとぼと歩き続けるワシ。
一応、道しるべが要所にあるので、まぁ、迷うことはなかったけれど・・・・。

小道の脇に動物の真新しい足跡と糞を見つけました。写真で見たことのあるクマの足跡とは違いましたが、森で暮らす動物がついさっきまでここにいたんだな、と緊張したり。(あとで調べたら、ニホンカモシカの糞だとわかりました)

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薄暗い森から明るく開けた「金山の池」へ。
池の向こうにある絶壁が「大崩」といわれ、この展望台から眺める日本海と湖沼は絶景であるらしい。

驚いたことに、この辺りではやや強い風が吹きつけています。木々がしなり、湖面の水はさざ波が立っています。
森の中は空気の流れがほとんどなく、葉擦れの音すら聞こえない静けさに包まれていたので、ふいに山の現実に戻されたような気がしました。
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やはり天気予報通り雨になるのだろうかと、休憩処で地図と流れる雲とを交互に見ながら、しばし目の前の「大崩」に登るかどうか迷いました。

確かに、絶景は捨て難いものがありました。
でも、この空模様ともうひとつ気になるのは帰りのバスの時刻。
ここから「大崩」への山道を往復するとどのくらい時間がかかるのか・・・・。
その情報を持ち合わせていない以上、無理はできないと判断し、ふたたび森の中へ入って行きました。(つづく)

お知らせ
お気楽系ホームページ「湯楽庵」を21日に更新する予定です。
by yurakuan | 2008-09-20 12:03 | ぶらり旅